秋祭りのシーズンですね。近所にいくつかある神社では秋祭りがあちらこちらで始まってます。ここだけは昔と変わらない風景だなと思いますね。
本来、お祭りのような人が集まるところは苦手であまり行かないのですが、お祭りに並ぶ屋台が好きで、毎年行ってしまいます。もちろん、遠征して他の地域のお祭りに行くなんてことはありません。近所の神社だけです。買うものも決まってます。いか焼きに焼きそば、そして時々たこ焼きです。食べてばかりではありますが、お祭りの雰囲気とあわせてとても美味しいです。やはり、味というのは雰囲気でまったく変わってくるものだと思います。
値段も気が付けば結構上がったなと思いますが、ここではその雰囲気も含めての値段だと思いますので、高いという印象はないですね。気づけばすべてがきりよく100円単位になってます。あの人混みの中で細かいお金をやり取りしなくて良いのは助かります。もちろん、ここでは電子マネーなんてありませんので、すべては現金でのやり取りです。わりと小さな子供たちだけで買い物してる姿が、昔と変わらないと感じさせるのかもですね。
いか焼きや焼きそばだけでなく、お面や綿あめ、型抜きやリンゴ飴などの屋台は、本当、昔と変わらないですね。そして屋台と言えば、そう、くじ引きです。大人の私から見れば当たる訳ないと思ってしまうのですが、当たると信じてくじを引いたり、はずれて残念がっている子供たちを見ていると微笑ましいです。これも食べ物と同じかもです。そんな子供の表情を見て微笑ましくなることが値段に入ってると思えば、高くは感じません。そして、その風景を見てると自分自身もくじ引きしたくなるというね。まぁ、私がはずれて残念がっている風景は微笑ましくもなんともないのですが。
時代なのか景気なのか何の影響かはわかりませんが、屋台の数は確実に減ってきてることに気付きます。去年はここにも屋台があったんだけどなという場所が空いていたりしますので。でも、お祭り(屋台含む)はなくなってほしくないですね。この昔と変わらぬ風景や雰囲気は、今や財産のような気がします。昔を模した作り物ではなく、これが今の姿ですからね。そう思いながら今年もいろいろ買って微力ながらお祭りに協力する訳です。
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