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イッタラのレンピは脚付きグラス。とは言っても、ワインやブランデーなどのお酒のグラスとはちょっと違って、ややずんぐりむっくりしたかわいいグラスです。決してお酒用という訳ではありませんので、水でもジュースでも普段使いでどうぞ。ただし、レンピは耐熱ガラスではありませんので注意が必要です。普段使いとは言っても、熱いコーヒーやお茶などには使えません。常温、もしくは冷たい飲み物で使えます。そして、このレンピ。非常に薄いガラスです。見て触ってわかるのですが、とても繊細です。指でコップの縁を軽く弾くと心地よい音が響きます。なお、耐熱ガラスでもなければ強化ガラスでもありませんので、完全に割れ物注意です。片付けるとき、洗うときなどは注意が必要です。 個人的に脚付きグラスは優雅な気分になれるグラスだと思います。ビールやワインなどディナーに添えるだけでテーブル全体が優雅な雰囲気に包まれますし、ちょっとのどが渇いて水を飲むという日常のなんでもない一コマが、これまた優雅でキラキラした雰囲気に包まれるのです。
さて、本日はビールで乾杯という場面でレンピの登場です。ビールを注ぎ始めると、ちょっと優雅な雰囲気に包まれてきました。とは言っても決して気取ってなく、カジュアルな雰囲気も崩しません。これは、ずんぐりむっくりしたかわいい形状がそうさせるのだと思います。容量は約340mlと意外にしっかり入ります。350mlの缶ビールで言えば一回では難しくちょっとおかわりする感じ。ビールは缶や瓶のままでなく、グラスで飲むことで味わいも変わってきます。レンピはビール用のグラスではありませんので、味わいや香りを引き立たせる機能はありませんが、雰囲気を作ることはできます。そう、優雅でキラキラした雰囲気です。そして、一回で飲み切るのではなく継ぎ足しながら飲みたいものです。約340mlという容量がこの希望もかなえてくれるのです。まさに乾杯シーンには欠かせないグラスと言っても良いでしょう。
イッタラは1881年に創業したガラス工場がルーツとされています。アルヴァ・アアルトやカイ・フランクがイッタラデザインの基礎を作ったとされており、機能的で美しく、飽きの来ないデザインで、いわゆる北欧デザインの代表格だと思います。また、同じグループのアラビアとも相性が良く、スンヌンタイとティーマの組み合わせなどは同じシリーズかと思うくらい自然で、使い勝手はかなり良いです。
●小さな気泡、細かいキズやスジ、わずかな歪みなどが認められるものがありますが、品質には問題ございません。 ●原産国は予告なく変更となる場合があります。
