初めて行く場所で葉桜を見ると、きっと春に来たらきれいなんだろうなと想像することがあります。
桜と言えばそのきれいな花が有名ですが、個人的には青々とした葉桜も好きだったりします。その木が大きければ大きいほど葉桜のきれいな緑が勢いよく空に突き出し、葉桜の緑と空の青のコントラストがまたすばらしいですね。まるで夏が来るぞと言ってる感じで。桜という季節感のある木だからこそなんでしょうが、花が散れば夏が来るということが考えることなく潜在意識に埋め込まれてますからね。新しい季節を迎えるにあたっては、その季節ごとの楽しみもありわくわくしてきます。葉桜はそんな季節を先取りするよい目印です。
特別夏が好きという訳ではないのですが、夏は夏で好きなことがあり、冬は冬で好きなことがあり、春も秋も同じく。もちろん、その逆もありますけどね。各季節ごとに嫌なこともあります。こうして各季節に印象が残り、良い印象も悪い印象も含めて四季が巡ることを楽しめるんでしょうね。四季があるというのは日ごろの生活を飽きさせないよい材料だと思います。食べ物にしても服装にしても大抵のことは何にしても季節感というものがありますので。
季節感を感じるものとしてはやはり食べ物が真っ先に出てきますかね。夏といえばそうめんも好きですし、かき氷も好きですし、本来そこまで季節感のあるものではありませんがカレーライスなんかも状況や具材によっては季節感を感じることができます。アウトドアでのカレーライスや夏野菜を使ったカレーライスなど。想像すると何だかわくわくしてきますね。まぁ、インドア派の私はアウトドアでのカレーライスなんて小学生の頃のキャンプ以来ですけどね。それだけ印象が残っているのだと思いますが。今やソロキャンプなんてのも流行ってますので、その気になればアウトドアでのカレーライスというのもすぐやれそうな気はしますね。
さて、葉桜も勢いを増してきているところで気温的にはすでに夏っぽくなってきてますが、これからがいよいよ夏本番ということで(その前に鬱陶しい梅雨がありますけど)、この夏は何をするかなと早くもわくわくしてきました。きっと暑いんだろうなと想像しながらも、暑ければ暑いで楽しいことはありますので、何か普段はしないことに挑戦してみようかなという気になりますね。と、言いながら何もしないことが多いのですが。まぁ、そんな気持ちになるということが大切なのかもですね。想像するだけで楽しくなるなんて安上りです。