北欧の器と信楽焼の組み合わせがなかなか良い感じです。ものによるとは思いますが、時々は異文化の器たちを使ってみるのもありですね。
秋も深まり日によってはもう冬だなと思うこともいくらかありますが、秋色の器たちを使って手作りケーキでコーヒータイムというのも良いですね。温かいコーヒーだけでなく、見た目でも暖かくなります。秋色の器たちが暖かい雰囲気を出してくれていると思います。異文化の器たちも秋の雰囲気という共通のテーマで選ぶことによって、違和感なく秋というテーマに溶け込みます。
北欧は日照時間が短いことから明るめのデザインが多く(いわゆる北欧デザイン)、スンヌンタイも白をベースに黄色い花が描かれた明るい雰囲気のデザインとなっています。信楽焼は土の風合いを生かした素朴さと侘び寂びを感じさせる奥ゆかしい美しさが特徴であり、八角ケーキ皿も粉引きの白い器が明るいながらも土の風合いが感じられる器です。デザインコンセプトは異なりますが共通のテーマに合わせると相性は良いですね。
季節の秋を考えると、気候が良く澄み渡った秋晴れの明るい雰囲気と、なぜだか寂しさを感じる切ない雰囲気の二面があると思います。と、考えると北欧の器と信楽焼の組み合わせでこの秋の二面性がうまく表現されているのかもしれませんね。意識的に秋の二面性に対してこの組み合わせが合っていると気付くものでもないのですが、潜在的に持っている秋のイメージに対してそう感じているのだと言われると、素直にそうなのかなと思ってしまいます。どの季節でもそうした二面性はありますので、季節をテーマにするとデザインコンセプトが異なるものでもうまく合わせることができるのかもしれませんね。
そんなにたくさんの器を持っている訳ではありませんので、毎回すべてを同じデザインやシリーズで統一することはできないのですが、同じテーマで異なるものを組み合わせていくことでまた違った雰囲気を作り出すことができます。これはこれでありですね。さらには潜在的な感覚で相性の良いものがあったりしますので、組み合わせてみないとわからないことがありますね。
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