「三日月カレー」

いつもの料理でも盛り付け方を一工夫することで、見た目にも新しい料理に見えてくるものです。

今日はカレーを作ってみたのですが、ただ単に盛りつけるのではなく昨晩見た三日月をイメージしながら盛りつけてみました。もちろん、中身はいつものカレーです。カレーにそこまでのこだわりはありませんので市販のルーを使います。個人的にはこれが一番おいしいというか、間違いのない味だと思います。ある意味、こだわりですね。もちろん、季節や気分によって中に入れる具は微妙に変化します。夏であれば夏野菜を入れて夏野菜カレーにするとか、キノコを数種類入れてキノコカレーにするとか。

といったように、基本は大きく変わらないので、盛り付けを工夫してみたという訳です。ご飯を型でとっただけでなんだかお店の雰囲気になりますね。不思議な感じです。そして、そこにカレーを入れると三日月に。実に簡単なことではありますが、いつもとは違うカものになった印象です。味はいつものカレーのはずですが、いつもよりなんだか美味しく感じます。おそらくは、できあがりを意識することで、料理している段階から気分が盛り上がるんでしょうね。そしてできあがった後は見た目で楽しめるという。

料理なんて食べれば同じと思ってましたが、見た目に気を配ることで気分が変わりますので、当然味も変わってきます。外でのバーベキューも、キャンプで食べるカレーも格別ですし。これは家にいる時とは気分が違うからなんでしょうね。みんなでわいわいやりながらというのが良いのでしょう。味は気分によって変わることがわかります。そう考えると、普段の料理の盛り付けも少し変わってきますね。「食べれば同じ」ではないんですよ。見た目や雰囲気で味は変わります。

とは言え、毎日毎日きれいに盛り付けるというのもなかなか大変で、疲れている時などは、なかなかそうもいきません。そこを最小限でも意識してみることが大切なのかもしれませんね。少しの手間も続ければ当たり前になると言いますし。できる限りトライしてみようと思います。楽しい気分になればきっと良いことも起こるはずです。さて、次は何カレーにしようかな？