「お好み焼き」

「お好み焼き」

広島紀行の第二弾。広島で有名な食べ物と言えば・・・そう、お好み焼きです。

私が思うに広島風と関西風の大きな違いは具材を混ぜるか否か。広島風は言ってみればサンドイッチ状態ですね。具材を混ぜるのではなく段々に重ねて焼いていきます。一番下に薄皮があり、麺、キャベツ、もやし、豚バラ、玉子といった感じですかね。薄皮と玉子でサンドイッチされています。トッピング具材があれば麺から玉子の間のどこかに入ってくる感じですが、ここはお店によって個性があり玉子の上に載っていることもあるようですね。ちなみにトッピング具材が上に載っているお好み焼きを食べたのは今回が初めてです。

こうした名物がある場所というのは、ある意味楽で良いですね。「何食べようか?」と迷うことなく名物に走れますので。それを食べに来たと旅の目的になることもあるでしょう。思えばグルメ旅というものにまったく興味がなかったのですが、最近グルメ旅いいねぇと思い始めています。年を取ったということもあるのでしょうが、美味しいものを食べるという行動は、なぜだかわかりませんが気分的に楽しくなりますので。でも、食欲を満たすというのとはまたちょっと違うんですよね。若い頃は美味しいものを食べる=食欲を満たすだったのですが、最近は変わりましたね。グルメ旅の良さがなんとなくわかるようになってきました。

車でなければ昼間っからビールが飲めるというのが、また旅の気分を盛り上げてくれますね。私はお酒が強い訳ではないので、日ごろはあまり飲まないのですが、雰囲気で飲むタイプですので、こうした旅の途中はついつい飲んでしまいますね。グラス一杯くらいですけど。自宅でもそうですね。今日は疲れたとか、気分が良いとか、良いことがあったり嫌なことがあったりすると飲むくらい。本当、雰囲気で。旅の途中というのはやはり気分が盛り上がってますので昼も夜もついつい飲んでしまいますね。ちなみに言うと今回の所用とは旅行ではないのですが・・・つい。

広島風のお好み焼きを食べたことがない方も多いと思いますが、私がいつも注文するのは、豚・玉・ちゃんぽん・生イカです。豚(バラ)と玉(子)は標準で、広島風にはここにそばかうどんの麺が入ります。この麺は追加でダブル(二玉)にでき、そば一玉、うどん一玉を混ぜて入れることをちゃんぽんと呼びます。そしてトッピングに生イカ。生イカはないお店もありますが、大抵はあります。多くの人はイカ天に行くところですが、私は生イカ。あの食感が好きですね。麺が二玉ですのでボリューム的にはややありますが、これくらいが食べ応えあって良いですね。


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