「極上そうめん」

「極上そうめん」

連日30度超えの日が続いてますが、こう暑い日が続くとお昼なんかは冷たいものが食べたくなりますね。

そうめんと言えば私は揖保乃糸をいつも食べているのですが、ネットか何かで同じ揖保乃糸でも黒帯の特級品があることを知りました。いつも私が食べている赤帯の上級品とはまた違うとのこと。赤帯の上級品も上級というだけあって、よくあるプライベートブランドのそうめんと比べると美味しいと思うのですが、さらにその上をいくらしいのです。これは、ぜひとも食べてみたいと思っていたところ、見つけましたよ。何気なくスーパーで買い物してるときに。さすが特級品とあってちゃんと木箱に入ってるんですね。いつもの上級品と比べるとお値段はやや高めではありますが、たまには自分へのご褒美としてよいだろうと勝手に言い訳しながら買ってみました。

パッケージには「ひね」と記載されており、これはこれで何だろうと疑問に思いましたので、いろいろと調べてみました。正直、揖保乃糸の奥深さにおどろかされました。これまでの私は言ってみればそうめん初心者でしたね。そもそも揖保乃糸という商品はどこかのメーカーの商品名だと思っていたのですが、そこから間違っていました。揖保乃糸というブランドに対し様々な製造者が作り、これを組合で品質管理して出荷しているようです。そして、黒帯だけでなく、ゴールドも存在するとか。さすがにこれは見たことないのですが、贈答品ですかね。自分で自分に贈ってみようかなとも思いました。ちなみに、「ひね」とは漢字で「古物」と書くようで、通常より1年長く熟成させたものとのことです。

さて、さっそく食べてみましょうということで、本日はそうめんだけでなくお稲荷さんも作ってみました。いわゆる和風めんである、そうめんやそば、うどんなど、何が合うかと言えばやっぱりお稲荷さんですよね。おにぎりでなく。これ、抜群の相性です。相棒といっても良いかと。ごはんとお味噌汁といったように世の中いろいろな組み合わせの相棒がいるものですが、私の中ではベスト5に入ります。相棒の話はよいとして、気になるお味はというと、確かに上級品とは違いました。グルメでない私レベルでもその違いはわかります。さすが黒帯。極上そうめんです。もちもちしているというか歯ごたえがあるというか。つるつる感もありますかね。上級品と比べるとほどよくおいしい食感なのです。そして、相棒のお稲荷さんもとても美味しくあっという間に完食してしまいました。いやー、おいしかった。ほんと。

黒帯の特級品とは言え、そこまで値段が高い訳ではありませんので、毎回買って買えないことはないのですが、これに食べ慣れるといつもの赤帯が食べられなくなってしまうのではと思います。こうして生活のレベルが上がっていくと後がつらくなりますので、贅沢品として1シーズンに一回くらい食べてみる感じがよいかもですね。お肉にしてもそうですが、たまに贅沢するくらいが、おいしく食べれてよいと思います。そして、そのたまにの贅沢の際は、お気に入りの食器を使い、テーブルを飾って、ごきげんな時間にしたいですね。うん。メリハリがあって良いかも。


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