以前にオリーブのつぼみについてお話しましたが、うれしいことに今年は過去最高の実をつけてくれました。
家のオリーブは鉢が小さいこともあり、またそこまできちんと手入れしている訳でもありませんので、どちらかというと貧弱な感じのオリーブです。オリーブの全景をお見せするのはとても恥ずかしいくらい。ですが10年以上も水をあげたり雑草を取り除いたり時々は枝を切ったりと世話をして育てていると愛着が生まれます。そこまで大きくはありませんが、簡単には枯れることもないと思いますので、今後も愛情を注いでいこうとは思います。
ですので、過去最高とは言っても多くの人が想像するほどのものではなく、普段の10数個の実が2倍の20数個程度できましたというレベルです。道を歩いているとよく玄関先や店先にオリーブの鉢植えが置いてあるのを見かけます。これらのオリーブは家のオリーブより大きい場合が多いのですが、それを差し引いても葉の量や実の量が格段に違いますね。いわゆる立派に育ったオリーブという感じです。どうやって育てたらああなるんだといつも不思議に思いながら見ています。
ひとつ自分自身でも気づいているのは鉢が小さいんだろうなと。苗木くらいの小さい頃から育てているとわかるのですが、そりそろ大きくなってきたなというところで鉢替えすると、さらに大きく育ちます。当たり前の話ではありますが、木の大きさに相当する根っこが詰まってますので窮屈なんだろうなと想像します。しかし、ここからさらに鉢替えするとなると、ドラム缶のようなサイズの鉢が必要になりますので、そこで躊躇しているのが現在の状況です。
あまり大きくなっても困りますし、当面はこのサイズで良いかなとは思っていますが、立派なオリーブを見ているともう少し大きく育てたいなとも思います。しかし、鉢替えするなら次が最後ですね。ドラム缶以上となると地面に直接植えるしかなくなりますので。しかし、今回たくさんの実がなりましたので、この実から次のオリーブを育ててみようかなと考え中です。発芽率は低いと聞きますが、もしも発芽に成功したら親子になりますね。そうなったら鉢替えしようかなと思います。