季節の変わり目に部屋から外に出ると、次の季節の匂いを感じます。今であれば冬の匂いを感じます。これ、わかる人もいればわからない人もいて何だか不思議です。
具体的な何かの匂いがする訳ではありませんので、なかなか説明することは難しいのですが、自分自身で確実にわかることはその季節の匂いがあるということです。良い匂いという訳でもありませんし変な匂いでもありません。季節を感じる匂いですので、どちらかというと良い匂いですかね。印象として。今年もこの時期が来たんだなと、その季節の楽しいことをあれこれ想像してしまいますので。
もちろん、春先になれば春の匂いがします。勝手な推測ではありますが、冬であれば空気が乾燥し、草木も枯れていきます。もちろん人間を含めた動物たちも冬支度が始まりますので、そうした微量ではありますが冬特有の匂いが混ざって冬の匂いになるのだと思っています。とても薄い匂いですので、季節が進むとその匂いは感じなくなります。そして、春先になると春特有の匂いが混ざった春の匂いを感じるようになるんですね。
冒頭でもお伝えしたように、この季節の匂いに気付く人もいればまったく気付かない人もいます。いつだか、「もう冬の匂いがするね」と言ったところ、「何言ってるのかよくわからない」と言われたことがあります。もちろん、わかる人には「そうですね、季節の匂いってあるよね」と言われます。これ、すごくうれしいですね。具体的な匂いではないものの、その感覚的な匂いで共感できるのっていいですよね。もしかしたら、その人は私とは違う匂いを感じてるのかもしれませんが、季節の匂いで共感できてるのでよしとしましょう。
いよいよ季節は冬に入り、これから冬の匂いを感じることは少なくなると思いますが、今年はやっぱり暖かいですね。今でもたまに冬の匂いを感じることがありますので。寒いのは苦手なのですが、冬はクリスマスやお正月など楽しいイベントがいろいろありますので、嫌いな季節ではありませんし、むしろ好きな季節ですね。まぁ、どの季節にも楽しみなことはありますので、嫌いな季節というのはありませんけどね。