季節は冬から春になり、さらには勢いよく夏へと向かおうかというところで、良くも悪くも気温としては落ち着いてきました。
昨年、大豊作で88個の実を収穫した家のオリーブ。インターネットなどから情報収集しながら種まきの下準備をしておりましたが、いよいよ種まきの時期がやってきました。発芽率1%と高難度であることは承知の上で、挑戦していきたいと思います。種は88個ありますので、数字の上では1個くらい発芽するのではないでしょうかと期待しています。厳密に言えば1%に満たないのですが細かいところは四捨五入して1%ということにします。
全て発芽する訳ではないと考えると、一つひとつにスペースを確保する必要もないかなと思い、ある程度は密集した状態で植えました。ここから1%と言わず5%程度が発芽してもらえるとちょうど良い感じかなと思います。かなり強気な数字ではありますが、イメージ的にはそのくらい発芽するのではないかと勝手に期待しています。甘い考えのようにも思いますが、ビギナーズラックという言葉もありますし。
しかし、こうして鉢植えや土を用意して種まきをするというのもたまには良いものだと思います。この土臭い感じがまた良いですね。畑作業と言うほどのものではありませんが、土の匂いを感じながら土にまみれるという体験は今の私の生活からするとそうはできませんからね。こうして太陽の下で土にまみれていると、何とも言えない懐かしい気持ちになります。落ち着くというか。農耕民族の記憶が潜在的に刷り込まれているのかもしれませんね。と考えると、感慨深いですね。本当にそんな潜在的な記憶があるのかはわかりませんが、不思議とそんな気分になりますのでまんざらでもないのかなと思います。
さて、種は植えましたのであとは発芽を待つだけです。横では種の木が見守ってますので環境的にはよさそうです。植物にも意識があると言いますし。発芽の条件としてはかなり良いのではないでしょうか。と考えると、5%と言わず10%くらい発芽するのではないかと期待せずにはいられません。発芽まではこれから一ヶ月程度は待つようですので、しっかり見守っていきたいと思います。
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