普段、そんなに行く訳ではありませんが、振り返ってみるとわりと灯台が好きなことに気付きました。
言うまでもなく灯台は船に対しての航海や危険箇所の目印が役割ですので、位置的には海の近くであり、街の光が海に届かないようなところに建っていることが多く、必然的に景色としては良い場合が多いと思います。断崖絶壁の上とか。空や海の青、灯台や雲の白、木々の緑のコントラストがとても良い感じですね。その佇まいから夏であっても涼しげな気分になります。青や白を基調として海沿いで風があって波の音が聞こえる感じで。灯台を含めた周りの雰囲気がとても良い感じです。
これまで灯台が好きであるという自覚がなかったためか、たまたま観光地付近の灯台に訪れたことはありますが、そもそも灯台を目的として出かけたことはありません。立地上、周りに何かあるという訳でもありませんし。景色を楽しむくらいしかないですからね。しかし、灯台好きと気付いてしまった今、いろんな灯台に行ってみたくなりましたね。景色がきれいな灯台で、しばらくの時間いろいろなことに思いを馳せてみたい感じです。
人込みが苦手な私としては、こうした僻地というか人里離れたところにある灯台というのはあっているように思います。のんびり景色を眺めていたいので。足早に急かされるのは避けたいところですね。観光と言えば観光ですが、さっと見て帰るというものでもありませんし。気候が良ければある程度はその場所で時間を過ごしたいところです。景色がきれいで人が少なくのんびり過ごせるというのは、私にとって良いことばかりですね。こうした自分の落ち着く場所があるのは良いかもしれません。気に病むことがあればそこでリセットされるような気もします。
過去に灯台の貯金箱を買ったことがあり、以前より何かしら灯台への関心があったんだろうなと思います。目に見える色のコントラストも良いですし、海沿いでやや風があり(あまり強いのは困りますが)、風が揺らす木々の葉や波の音、場合によっては鳥の声なんてのも聞こえてきますね。目をつぶるとその景色が鮮明にイメージできる辺りが良いですね。いずれどこか近場の灯台に灯台を目的にして行ってみたいと思います。
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