あちらこちらに生えている雑草。特に種をまいた訳でもなく、抜いても抜いても生えてくるのですが、不思議なことに毎年違った雑草が生えてきます。
同じ種類の雑草が毎年生えてくるなら、根からちゃんと抜けてなかったとか、抜く前に種を落としていたとか、なんとなくは理解します。しかし、違った種類の雑草が生えてくるとなると、ちょっと理解に苦しみます。おそらくは風に乗って飛んできたり、虫などにくっついてくるんだろうなとは思いますが、毎年新種の雑草(学術的な意味ではなく)が生えてくるのはとても不思議ですね。
雑草の種類と言えば数百種類はあると思いますので、まだ見たことのない雑草があるのはわかります。しかし、こうなると面白いもので、これは初めて見るなという雑草を見つけるたびにどうやって家までたどり着いたのだろうかと考えてしまいますね。これはこれで楽しかったりします。子供の頃に図鑑片手に色々調べてたのを思い出します。もちろん、栽培する訳ではありませんので、抜きますけど。
新たな発見があるというのは楽しいものですね。言い換えると、今までなかったものに気付くということで、頭の体操にもなっているのかもしれません。大した話ではないのですが。最近のスマートフォン・・・と言うと何だか年取った感じの言い方ですが(とは言えそんなに若い訳でもないのですが)、写真を撮るとそれが何かを教えてくれます。例えば、今年初めて見た雑草は、ナガエコミカンソウと出てきます。ちらっと調べてみると、マスカリン諸島(インド洋)原産とのことで、日本では1990年代から急速に広がってきたとのこと。わりと最近の話ですね。と考えると毎年新種の雑草が生えてくるというのも気のせいではないということですかね。何だか頷けますね。ひとつの不思議が解決したような気がします。
雑草も単なる雑草と見て、抜くのがめんどくさいなぁと嫌がるのではなく、こうして調べていくと楽しいですね。自分自身、年を重ねて色々なことがわかってくると純粋な探求心が薄れているような気がします。別に役立つ知識ではないのですが、調べて知ってで楽しく過ごせるのは良いですね。何事も楽しくやろうと思ってますので。これぞ、ごきげんのある暮らしなんだと思います。
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